多汗症とは？

「エクロックゲル」

エクロックゲルは、日本初の保険適用の原発性腋窩多汗症用の外用剤（塗り薬）です。軽度の方でも使用できるのが特徴です。汗を分泌する「エクリン腺」に作用し、発汗を抑制するため原発性腋窩多汗症の症状改善効果が得られます。内服の抗コリン薬と違い、塗った部分（わき）へ作用し、全身性の副作用は少ないと考えられます。使用方法は1日1回、適量を腋窩に塗布します。

「ワキボトックス注射」

アポクリン腺からの汗の分泌を少なくすることでワキガの臭いは起こりにくくなるとされています。ボトックス注射は、ボツリヌス菌毒素を原料とし安全に加工された医薬品です。ボトックスの多汗症治療は、わきの下に汗をかきやすい人の治療として簡単・安全でとても効果的な治療方法です。治療時間は5～10分程度です（問診や検査の時間を除きます）。効果は一回の注射で4～9か月持続するので、年に1～2回程度の治療で汗を抑えることができます。

※15歳以上の方が対象です。

ワキボトックス注射のメリット

• Point

  施術時間が短い

  施術時間は10分程度で終了します。手軽な多汗症治療として人気です。

• Point

  傷跡が残らない

  注射による施術なので、傷跡が残る心配がありません。オペは抵抗がある方にもおすすめです。

• Point

  ダウンタイムがない

  施術後はすぐにメイクや入浴など日常生活に戻れます。

• Point

  即効性

  多汗症の場合は施術直後から効果を実感できます。

• Point

  一時的な効果

  汗じみが目立つ服を着たり、夏場など、一時的に汗じみを止めたい場合にも有効です。