ほくろの種類と治療法

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  単純黒子（＝小型の色素性母斑）

  単純黒子とは、メラニンを生成するメラノサイトが皮膚の浅い部分でメラニン色素を過剰に作りだした状態が単純黒子です。単純黒子の大きさは1～2㎜程度で盛り上がりのないものが多く、色も黒色や黒褐色、薄い茶色と様々です。単純黒子は年齢とともに数が増え、色が濃くなってくるので、ほくろの場所によっては気にされる方も少なくありません。

  適応例

  小さなほくろがたくさんある

  平坦で色の薄いほくろ

  効果的な治療法

  • ピコレーザー
  • Co2レーザー
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  色素性母斑

  色素性母斑とは、皮膚の表面および真皮内の母斑細胞からなる良性のあざの一種で、母斑細胞がいくつもの層になって重なっていき徐々に盛り上がってくるほくろです。最初は1㎜～2㎜ぐらいの小さく平坦なホクロですが、徐々に大きくなったり、盛り上がってきます。色も無いものや茶色いものなど色々あります。皮膚の表面近辺にできるものから、逆に真皮に向かって増えていくものもあります。

  適応例

  大きく目立つほくろ

  盛り上がって色の濃いほくろ

  盛り上がって色の薄いほくろ

  平坦で色の薄いほくろ

  効果的な治療法

  • Co2レーザー
  • ピコレーザー

いぼの種類と治療法

• 老人性いぼ（老人性疣贅・脂漏性角化症）

  老人性いぼ（脂漏性角化症）は、顔や体になどに表れる数mm～10mmくらいの良性腫瘍で、扁平な形やドーム状にだんだんと盛り上がったり、大きくなることもあります。表皮細胞（ケラチノサイト）増殖に伴うメラニンの増加が原因で、色は黒褐色から黒色です。

  適応例

  脂漏性角化症

  効果的な治療法

  • Co2レーザー